主婦に休みはない。
睡眠負債とは？
睡眠負債という言葉をご存知ですか？
睡眠負債は睡眠不足が蓄積されて、心身に不調が起こってしまうことです。
この夏に私は睡眠負債を抱えて体調を崩してしまったので、自分に起きた症状と回復するまでついて書き記しておきたいと思います。
日頃の自分の睡眠について
もともと寝つきが悪いタイプで寝入るまでに１時間がかかります。
普段の睡眠時間はだいたい６～７時間程。
起きた時に疲れがとれておらず、リポビタンDを飲むこともあります。
睡眠負債に陥った経緯
一日目（就寝時間AM３時 起床時間AM７時）
睡眠時間は約４時間。
旅行から帰り、久しぶりに自宅で寝たらよく眠れませんでした。
二日目（就寝時間AM４時 起床時間AM７時）
睡眠時間は約３時間。
冷房の温度の調節がうまくいかず眠れなかったです。
三日目（就寝時間AM２時 起床時間AM７時）
睡眠時間は約５時間。
スラムダンクの映画を見に行くことに決めたので、子供が寝た後に原作を読み返すことに。
つい読みふけってしまった。
四日目（就寝時間AM３時 起床時間AM７時）
睡眠時間は約４時間。
レイトショーでスラムダンクの映画を見る。
興奮して眠れなくなってしまいました。
五日目（就寝時間AM２時 起床時間AM７時）
睡眠時間は約５時間。
昨晩、レイトショーに行ったため仕事ができなかった。
締め切りまであとわずかだったので仕事を片付けることにしました。
たまたま５日間、いつもより睡眠時間が少ない日が続いてしまいました。
きっかけは、旅行に行って寝る環境が変わったこと。
全ての日に共通する要因は子供が夏休みだったということです。
私は子育て中の主婦で、在宅で締め切りのある仕事をしています。
夏休みは日中に仕事ができないので、どうしても睡眠時間を削るしかない。
睡眠負債に陥る前から寝る時間は普段より１時間程度遅かったです。
この期間の自分の体調や精神状態
体調面
起きるのが辛い
毎日、うとうとした状態のまま朝がきてしまう。
やっと寝られたと思ったところで子供と夫が起きます。
そうすると、辛くても起き上がるしかないのです。
朝の頭痛
毎朝、頭痛がして鎮痛剤を毎朝服用していました。
睡眠不足が原因なので薬で治ることはないのですが、気休めにはなったと思います。
日中眠い
昼間の変な時間に眠くなってしまいうとうと。
今すぐ寝てしまいたいほどの眠気ですが、
子どもの習い事の送迎をしたり、遊びに連れて行ったりしていると昼寝もできず。
体力が低下していると感じる
家事をやろうとしても、最後まで終わらせる前に疲れて座り込んでしまいます。
頭が回らないので当然効率も悪かったです。
夜になると少し目がさえる
疲れてぐっすり眠れるかと思いきや、夜になるとちょっと目がさえてしまう。
結果、すぐに寝落ちできずにふとんの中でモンモンと過ごすことになります。
その間、スマホを見てしまって余計に目がさえることも。
とにかく身体が重い
身体が重く感じられて動けない。
まるで自分の身体ではないような感じでした。
精神面
やる気が起きない
普段やっていることなのにやたら腰が重い。
着手するまでに時間がかかってしまう。
悲しい気持ちになる
昔の辛かったことなどを思い出して悲しい気持ちになったりしていました。
楽しい予定も億劫になる
ママ友と遊びに行く準備をしなくちゃいけないのになかなかできない。
楽しい予定のはずなのにあまり気が進まなくなりました。
LINEの返信を打つのが辛い
LINEに返信しなくてはいけないのにずっと放置してしまっていました。
頭で考えるのがしんどいのと、人との会話が辛くなってしまいました。
完全に病気のひと
睡眠負債の解消まで
私の場合ですが、完全に良くなるまで３日間かかりました。
一日目 就寝時間AM０時
仕事が残っていたけれど、無理せずに早めに切り上げる。
二日目 就寝時間PM１１時
子どもを説得して昼寝をさせてもらう。
ママぁ～って何回も来たけど。
仕事の締め切りを伸ばしてもらって早めに寝ることにする。
三日目 就寝時間AM０時
日中、外でみっちり予定をこなし疲れ果てる。
寝る前にスマホを見るのをやめて本を読むことに。
予定もなかったので朝までゆっくり寝る。
四日目の朝、いつものように元気でした。
やるべきことにもすぐに取り組めるし、気持ちもとても前向き。
身体も疲れにくくて何でもできそうな気持ちになっていました。
私の場合、睡眠負債を抱えた身体は、一日ゆっくり寝ただけではすぐには回復せず、早めの就寝３日間と昼寝が必要でした。
今回の経験から、やはり日ごろから睡眠負債を抱えることのないような生活が大切だと思いました。
一日あたりはたった２～３時間の睡眠不足が、積み重なることでこんなに体調や精神に影響を及ぼしてしまうのです。
本当につらかったからこれから本気で気を付ける。
子どもの夏休み期間、無理しすぎず乗り切っていかないといけませんね。
